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海
MAK・KIYO
この日は特早勤務。朝は早いけど終わるのも16時。行くしかねぇZ!
とは言え、朝から1人でストレッチャー浴をやりまくってクタクタ・・。もう少し職員増やせYO!
午後に頭痛が酷くなり、医務室から薬をもらってどうにか定時まで。
さて!行くかぁ!薬が効いて助かったYO!
KIYOに連絡したら仕事をトンズラして来るらしい。恫喝部長やるZ。
ドブに到着。ピシピシとドブ、河口部、浜と探るも・・渋い。
どうにか浜でセイゴを捻り出す。う〜む、テクニカル。
クサフグ君達すらアグレッシブではない。
ここでKIYO到着。Yシャツ姿は正に会社帰りのサラリーマン。
ドブ周辺は見切って、KIYOの車に乗り合わせ、ちょいと離れた大河川の河口部にある浜へ。夕日が美しい。
自然は多いし水は綺麗だし魚は釣れる。こんなコイサーな場所に生まれて良かった、産んでくれて良かった・・。
「あれ?KIYO、ロッドが違うぞ。」「違うねぇ。」「また買ったのか?!」「だってもうギャングスター手に入りにくいって言うし・・。」
「んでどうなの?月下美人のアジ仕様は?」「うん、良いけどギャングスターより曲がらないかな。硬い。」「そうか〜。しかし金があるのう。」
またもタックルが新調されてたKIYOに焦ったが、これも完全に釣り好きの血が目覚めた証として喜ばしいことだな。
浜はザブザブで不発。俺はソッコー見切って大河川内へ。HIT!やっぱ居たZ!
「KIYO〜!こっち居るぜぇ!」KIYOも呼び寄せ2人でキャストしまくる。KIYOもGET!
セイゴもGETの恫喝部長。やるZ!
俺もメッキ追加。
すぐにこっちに来るKIYO。今日も浅ましさ爆発だ。
後から近くに入って来て馬鹿デカイミノーをブンブン投げてた本格派シーバサーの方が俺らのワイワイぶりを凝視。
うるさくて怒ってるのかと思ったら・・やたらちっこいミノーに変えてフンフン速巻きトゥイッチし出したYO!
「おいおい!KIYOの他にも浅ましい釣り人出現だZ!あのタックルで掛かってもつまらんだろうに。」「ホントだね〜。」
そんな中、KIYO更に追加。コイツは引いたね〜。
真っ暗になって来たので移動。とりあえず2人とも空腹に耐えられないのでガストへ。
このガスト、所帯を持つ前によくツレとチビと来たなぁ・・。
ハンバーグ&カットステーキ食って、〆にチーズケーキ。今回も快く奢ってくれる部長。文字通りの太っ腹だわ。ゴチDEATH。
腹いっぱい食ったのと、色んな話で盛り上がって疲れたので釣りはどうでも良くなる2人・・。
「こんなチャンス無いから行くか〜。」「そうだね〜。」結局1時間ぐらいグダグダしてしまった。
昨晩、アジが良かった話をしたらKIYO乗り気。車で大幅移動。しかし昨晩の場所は先客有りでダメ。
スルーして以前実績のある場所へ。真っ暗な中、中年2人がテクテク・・。
小さなサーフとゴロタのカケアガリがある、俺お気に入りの場所。
ボラの稚魚が5万匹で雨のようだ。他の魚はどうかな〜?お!HIT!アジでしたぁ♪
ビシバシ連発!恫喝部長も続く!
写真はイチイチ撮るのが面倒な魚なので諦めて2人釣りまくる。
集中してスローリトリーブ・・クッ!と違和感、ス〜ッとフッキング、キュキューン!切れのある走りするわ。アジコイサー♪
この分だと「イレグル(入れ食る)」可能性が高い。「サイズも良いしたまにはキープするかぁ。」「何にも持ってないよ。」「う〜む・・。」
調子の悪いツレに美味い魚を食わしてやりたい・・考えてる間にもアジは次々にリリースされていく。
ここで俺に猛烈な便意が襲い掛かる!グギュルウウ〜ッ!
「うう・・何たる強敵!奥義・肛門踵押さえを既に繰り出してるのに突破されそう・・。」「コンビニ行こう!コンビニ!」
「無理だ。歩けない。はあはあ・・ううっ!マジで漏らしちまうかもしれん・・・汁度が高いからパンツに染みて来そうだ・・。」「嫌だ〜っ!」
そんな状態でもキャストしてアジGETする俺。ファイト中は少し気が紛れるんだよね・・。
少し治まったのでビニール袋でも落ちてないかなと砂浜を散策。勿論、便意が来たら野糞も可能な場所をウロウロ。
しかし・・近所の方の清掃が行き届きすぎて全くゴミが無い。素晴らしいのだが今は痛い。
「ダメだ。何もないわ。でも便意は治まったYO。」「車の中見て来るよ。」今度はKIYOが何かを探しに。
その間も入れ食いまではいかないがポツポツとサイズの良いアジをGET。写真は相変わらずこんなんばっか。
早くKIYO来ないかな〜。
同じような写真ばかり。生きてるアジを撮るには難しい。
KIYOが到着。「洗車の道具が入ってる箱があった。氷も買って来たよ。」「ナイスDEATH。」
釣ったアジをホイホイと怪しい箱に入れる2人。久々のキープだな〜。
ルアーマン2人がミニサーフに到着。ジリジリと近くまで寄って来てキャストしている。
「アイツら浅ましい釣り人だな。KIYOの専売特許じゃないか。」「流石にあそこからこっちには来ないら〜。」
「この場所取られたらヤバイからな。もっとそっちに陣を広げよう。って俺ら卑しい釣り人だな!」「ホント卑しいよ。」
その後も繊細かつ大胆なアジ釣りを堪能し、群れが去ったとこで終了。
喜ぶかと思い実家に居るツレに電話するも体調悪くてそれどころではないらしい・・トホホ。
それなら帰りに御主人不在のRICKY宅に置いていくかとTEL。魚好きだからな。あの家は。
「もしもしRICKY家です。」「オチンコ大魔王DEATH。U坊!こんな時間まで起きてるのか!」
「だって父ちゃん帰って来るの待ってたんだよ。今帰って来て風呂入ってる。」
「何ぃ?昼間週末いつ帰るのかメールしたのに返事なかったぞ。嫌われてるのか!俺は!家族団欒ぶち壊しに行くから待ってろ!」
KIYOと2台でRICKY宅を襲撃。「KIYO水産ですけどアジ持って来ました〜。5万円になります。」
KIYOは同居女子の関係でそのまま帰宅。俺もRICKY家に悪いので帰ろうとしたがU坊が騒ぐので居てやる。仕方なくね。
クタクタのRICKYがアジを料理。これじゃ俺はつくづく悪人だ・・。
刺身に塩焼きと運ばれる食卓。奥様は既に燃料INで意味不明なテンションに。
全員で「激ウマ!」と騒ぎながらアジを食す。「夜の営みを邪魔しては悪いので私はこれで・・。」「まこっちゃん!まだ良いじゃん!」
U坊の引止めを盾に、結局遅くまで居座ってしまった。
誰も居ない真っ暗な家に帰る。独り「ただいま」と家に入る・・。寂しいな。
自由に自分の時間を使えるのは久々だし、リフレッシュ出来るけど・・何だろうな、この虚無感は。
コイサーなのにテイサー。人はいつでも無い物強請りって事か。
RESULT
海
アジ約15匹・クロホシイシモチ3匹・メッキ2匹・セイゴ1匹・クサフグ1匹
簡易自作ワームにて
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